韓国・中国木材市場についての意見交換会が５日、愛媛県松山市大可賀２丁目のアイテムえひめであり、県内の林業・製材業者ら約２０人が県産材輸出拡大の方策を探った。 県とジェトロ愛媛などが初めて実施した。県によると県産原木・製材品の２０１３年４～１２月の輸出量は２６５５立方メートル。県は１３年度から輸送経費を定額補助するなど支援に力を入れている。 今年２月から県産材を扱う韓国・釜山のパーク総合商事の朴柄俊（パク・ビョンジュン）代表は、自国の住宅や木材業界事情を説明。日本より人口密度が高く、高層マンションが増えていて「木造住宅の柱に使うような構造材は活用方法がない。壁に張る板材を製材してほしい」と述べた。
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