詩人・坂村真民さん(1909~2006年)の作品を展示する特別企画「念ずれば花ひらく~坂村真民と相田みつをの世界~」が4日、東京都千代田区の相田みつを美術館で始まった。6月8日まで。 坂村さんと相田さん(1924~91年)が生前、長く交流していた縁から展示が実現。相田さんの生誕90年の特別企画第1弾となる。昨年は愛媛県砥部町の坂村真民記念館で相田さんの作品を展示した。 開会式では、坂村記念館の西澤孝一館長が「2人はともに仏の教えを根底に詩を書き続けた。ぜひ真民の詩も知ってもらい、魅力を感じてほしい」とあいさつ。相田美術館の相田一人館長は「先行き不透明な時代だからこそ、真民先生の言葉が必要だ」と話した。
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