愛媛県の伊予市と松前、砥部両町の集落営農法人や任意組合17組織は3日、松前町筒井の松前総合文化センターで伊予地区集落営農組織等連絡協議会(武智幹雄会長)の設立総会を開いた。各組織代表者約70人が参加し、行政区を越えた連携強化による地域農業の振興を誓った。 協議会員はこれまで、県中予地方局主催の研修会で組織化のメリットや先進例を学んできた。伊予市9、松前7、砥部1組織で設立し、今後も加入を勧めていく。 総会では同局の川口和男産業経済部長が「伊予地区に60の農村集落があるが、できるところから連携し、地域農業の維持発展につなげたい」とあいさつ。2014年度の事業計画を承認。課題を整理して情報共有し、先進地視察やステップアップ研修を実施する。
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