先進医療の研究・診療や地域医療を推進しようと、第26回愛媛大医学部連携病院長会議が1日、松山市のホテルであった。県内外の123医療機関から約150人が参加し、医師不足の中で、各機関が連携する重要性を再確認した。 臨床研修等協議会、先進医療協議会、地域医療ネットワーク協議会の3専門部会があり、各委員が意見を交わし総会で報告した。 地域医療ネットワーク協議会は、県内病院の副病院長級7人が出席。患者が日常生活に戻れる医療を目標に定め、情報を共有して病院長会議や行政などへの提言を目指すとした。 委員からは「一つの病院で全てを賄うことはできず、ネットワークが不可欠」「患者が家に戻れるようにしたいが、独居の方が多くどうすればいいのか」などの声が上がった。
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