春季全国火災予防運動（１～７日）を前に、松山市南消防署や陸上自衛隊松山駐屯地などは２８日、愛媛県松山市北梅本町の同隊小野演習場で合同の消火訓練を行い、各機関の計９８人が役割分担や消火の手順を確認した。 訓練は乾燥注意報発令中に山間部で火災が発生し、強風で延焼していると想定。連絡を受けた地元消防団や消防隊が、火災状況やけが人の有無を確認し、近くの池からホースを延ばして消火活動を行った。陸自のヘリコプターも上空から約７００リットルを放水した。 消防によると、昨年は県内で林野火災が５件発生し、今年１月２５日には同市東方町で山林を焼く火災があった。
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