愛媛県上島町は25日、2021年度の全線開通を目標に町内4島を3橋で結ぶ上島架橋の愛称を「ゆめしま海道」に決めた。 瀬戸内しまなみ海道(今治市―広島県尾道市)、安芸灘とびしま海道(今治市岡村島―広島県呉市陸地部)と並ぶ海道として発信する。 上島架橋は弓削島、佐島、生名島、岩城島を架橋で結ぶ事業で、1996年に弓削大橋(弓削島―佐島)、11年に生名橋(佐島―生名島)が開通した。最終の岩城橋(生名島―岩城島)は13年度に国の関連予算採択を受けて現在、詳細設計中。 愛称は「瀬戸内しまのわ2014」の開催に合わせて、上島町が13年12月~14年1月に公募。県内外から291件の応募があり、選考委員会の審査などを経て応募者6人が「未来に向け町民の夢の懸け橋に」との願いを込めて名付けた「ゆめしま海道」を選んだ。名付け親は4月6日に上島町岩城の積善山で開かれるいわぎ桜まつりで発表・表彰する。
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