県が開発したイチゴ「あまおとめ」栽培の収益増に向けた実証展示会が25日、愛媛県西予市宇和町であった。光合成を促す二酸化炭素発生装置で収量アップを図る方法が報告された。 県が2012年度から3年計画で実施している、あまおとめ収益力向上事業の一環。生産者やJA東宇和、県関係者ら計25人が参加した。 県八幡浜支局の担当者が、実の色を濃くするため集光する可動式光反射シートと二酸化炭素発生装置の併用で収量20%以上増を目指すと説明。シートは針金1本で両サイドを引っ張り上げる方法が「経費や作業時間などの面で総合的に良い」と紹介した。
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