愛媛県松山市の道後、大街道両商店街の女性経営者や大学生が、店舗の魅力や歴史などを紹介する案内マップを作成した。市内で２０日、報告会があり、作成者ら約４０人が「マップを手に掲載店を巡り『美商女』（美しく商いをする女性）を探してみて」と呼び掛けた。 マップは５種類。道後商店街編と大街道商店街編のほか、松山大経済学部２年生が中心市街地を「小説『坊っちゃん』」「スイーツ」「ラーメン・洋服店」の３テーマに沿って紹介した。いずれもＡ３判でコンパクトに折り畳める。 市から委託を受けたマップ発行元で、商店街活性化に取り組む会社「まちづくり松山」によると、街をアピールする案内マップはこれまでもあったが、今回は目的別にまとめ、女性や若い世代の視点を生かしたのが特徴。 道後商店街編では、店の紹介とともに婦人部メンバー１６人の顔写真を掲載している。商店街を巡って３人を見つければ、特典としてオリジナルグッズがもらえる仕掛けも。 マップは両商店街や大学内で配布する予定。
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