愛媛県松山市の可燃ごみや燃える粗大ごみなどを処理する「市西クリーンセンター」(同市大可賀3丁目)が全面完成し、13日に現地で落成式があった。 市清掃施設課によると、センターは老朽化した旧西クリーンセンターの東隣に建設。焼却能力は日量420トンで旧施設の1.4倍。余熱利用による6600キロワットの発電能力を備え、焼却灰を溶かし、アスファルト舗装に利用できる砂状の「スラグ」化する設備も備える。 建設工事費は221億6550万円。行政が資金調達し、設計・建設・運営を民間に委ねる「DBO方式」を採用。日立造船と五洋建設が出資した特定目的会社・松山環境テクノロジーが運営している。焼却施設が2013年4月に先行稼働し、旧施設解体などをしていた。
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