容疑者の身柄確保の技術など日ごろの鍛錬の成果を競う県警の逮捕術大会が7日、愛媛県松山市市坪西町の県武道館であり、県内各署や県警本部の約240人が熱戦を繰り広げた。 開会式で杉内由美子警務部長が「打撃を最小限にとどめて制圧する逮捕術は職務遂行に必要不可欠。現場執行力の向上を図ってほしい」と激励し、西条署の稲田桂之巡査部長(32)が「鍛えた技と気力を発揮し、正々堂々戦う」と宣誓。松山東署員が武器を持った男2人を制圧する模範演技を披露した。 試合は実戦を想定し徒手対短刀、警棒対短刀などの異種目戦も行われ、有効打が決まると同僚らから拍手と声援が送られた。
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