子どもたちに予算や条例などを審議する市議会を知ってもらう「松山子ども市議会」が31日、松山市役所内の本会議場であった。東雲小学校(同市文京町)の6年生48人が議席に座り、現職議員と質問戦を繰り広げた。 議員役の児童が学校施設の充実や、公園でのボール遊びの許可などをただし、理事者役の児童が答弁するなど、実際の議会と同様のやりとりを体験した。市議会議員への質問もあり、議員が理事者席に座って答えた。 日野麟太郎君(12)は「議員になって大変なことは」と質問。田坂信一氏(松山維新の会)は「知らなければならない分野が広い」と説明。「一番つらいのが4年に1回の選挙。当選しないと活動できない」と4月20日告示、27日投票の市議選にも触れ、他の議員の苦笑を誘っていた。
↧