愛媛県は１９日、２０１２年の県内の観光客数と消費額推計を発表した。宇和島圏域で１２年４月から約半年間開催した「えひめ南予いやし博」が誘客に寄与し、観光客総数は前年比３．０％増の２５２３万５０００人。１９６９年の調査開始以降、瀬戸内しまなみ海道開通の９９年、高速道割引やドラマ「坂の上の雲」が放送された１０年に次いで３番目に多かった。 県内客は１５３１万８０００人（前年比１．４％増）、県外客は９９１万７０００人（５．５％増）。地域別では、いやし博があった宇和島圏域（４市町）が５４万２０００人増の３２１万３０００人（２０．３％増）。宇和島市の伊達博物館（１２９．６％増）、道の駅みま（９３．６％増）などが伸びた。
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