宇和島地区少年消防クラブの入団式が21日、愛媛県宇和島市丸之内5丁目の同地区広域事務組合消防本部であり、新メンバーとなった小学5年生40人が防火や防災の意識を高め合うことを誓った。 クラブは市内の住吉、鶴島の両小学校と児童養護施設みどり寮の児童で構成。今後約2年間、夏季研修会などを通じ、消火器の使い方や応急手当ての方法を身につける。 入団式では、新メンバーがそろいのユニホームで出席。桑原秀樹消防長が一人一人に、活動で学んだことを記録する少年消防手帳を手渡した後「将来、地域の防災リーダーとして活躍することを願う」とあいさつ。クラブ員を代表して鶴島小の山下祐生君(11)が「このまちから一つでも災害がなくなるよう頑張りたい」と力強く宣誓した。
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