菓子パンで松山大ＰＲ、学生と山崎製パン共同開発

　松山大（愛媛県松山市文京町）の経営学部学生７人が山崎製パン（東京）と共同で、県産果物を挟んだ菓子パン「ランチパック（３種のフルーツ）」を開発。２月１日から中四国のスーパーやコンビニエンスストアで販売する。学生たちは「愛媛と松山大をＰＲできる商品になった」と胸を張る。　開発したパンの具材は、松山大の校訓「三実（真実、実用、忠実）」にちなみ県産の果実３種類。１袋２枚入りで、ジャム状のイチゴ「紅ほっぺ」と爽やかな甘みのイヨカンが半分ずつ楽しめる１枚と、種の食感を生かしたキウイにホイップクリームを合わせた１枚を楽しめる。　山崎製パンは２０１１年１１月から、全国各地の大学生と具材や包装などを共同企画し「キャンパスランチパック」シリーズとして販売。中四国では今回が初めてで、広島修道大、安田女子大、岡山理科大の学生が携わった計３品も同時発売する。　松山大では、上杉志朗教授のゼミで食べ物に関する情報発信を研究する２年生が１３年９月から企画に参加。商品アイデアを１００案ほど出し、開封時の香りや断面の美しさなどの観点から試作品を食べ比べた。　販売は３月３１日までの期間限定で１４７円。