愛媛県四国中央市のＰＴＡ連合会や広報委員会、社会福祉協議会など市内１０団体で構成する「市暴力団排除コミュニティ協議会」（近藤之夫会長）が３０日発足した。市暴排条例の基本理念にのっとり意識を高め排除運動を推進する。 四国中央署や市によると、地域住民らでつくる暴力団排除に向けた協議会の発足は県内で初めて。市が事務局を担い、同署の関係各課長らがオブザーバーとして参加。年１回の総会などで具体的な活動内容を決定する。 ３０日は同市中之庄町の中之庄公民館で発足式があり、関係者ら約１００人が参加。近藤会長が「行政や警察と協力して悪に立ち向かいたい」とあいさつ。参加者を代表し石川勉副会長が「利用しない、恐れない、金を出さない、交際しない」などと宣言した。
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