愛媛県松野町延野々の虹の森公園・おさかな館で生まれたコツメカワウソ「レン」（雄、１歳）が２月５日、長崎県西海市の自然動植物公園「長崎バイオパーク」に婿入りすることになった。出発を前に、同館は３日まで一般公開し、別れを惜しんでいる。 レンは２０１２年８月、雌キク（５歳）と雄ノン（３歳）の間に初めて生まれた。親子でけんかしたりしないよう、生後９カ月のとき、非公開の飼育場に移されていた。今回、繁殖のため同公園の雌シティ（年齢不詳）の元に貸し出される。 ２８日夕、久しぶりに展示場に帰ってきたレンは、中を確かめるように動き回り、つややかな毛並みと元気な姿に飼育員は目を細めていた。２月２日午後１時２５分からレンがくす玉を割るお別れ会のほか、３日まで毎日午後３時に来場者が餌を与える「おやつタイム」（参加料１人１００円）を開く。
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