西予市全域が対象の「四国西予ジオパーク」が愛媛県内初の日本ジオパークに認定されたのを記念したイベント(同市、愛媛新聞社など主催)が25日、松前町筒井のエミフルMASAKIであり、親子連れら約200人が市職員の説明やパネル展示などを通し地域の魅力や見どころを学んだ。 同市ジオパーク推進室の山下元紀主事は、大地の上に自然、その上に人々の営みが乗った図を示し「西予の魅力は足元の大地と深く結び付いている」と説明。景観美に加え、歴史や文化、地域の食に触れる楽しみ方を写真を交えて提案した。 同市明浜地域で水揚げ・加工した無選別のちりめんからカタクチイワシ以外の生き物を探す催しでは、子どもたちがルーペを使って熱中。タチウオやオキアミ、ヒトデなどを見つけて宇和海の生物多様性を実感していた。
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