宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市住吉町2丁目)が臨床研究として進めている病気腎(修復腎)移植について、同病院は早ければ今春にも厚生労働省に対し、一部保険適用となる先進医療の再申請をすることが、25日分かった。 同病院によると、前回申請で不承認の理由とされた移植患者を選定する委員会の透明性確保などの課題解消に向け、厚労省と事前相談をしており、話がまとまり次第、申請したいとしている。 徳洲会関係者によると、移植費用は400万~600万円かかるが、先進医療に承認されれば、手術代など約80万円を除く入院、投薬費などに保険が適用され、患者負担は費用の一部となる。 同病院によると、現在、厚労省と事前相談しながら、同省に提出する患者データなどを準備中。当初は13年秋の再申請を目指していた。
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