愛媛県内のものづくり中小企業と県外大企業の技術連携を目指す「技術マッチング相談会」が21日、松山市久米窪田町のテクノプラザ愛媛であった。中小40社の約60人が、大企業や大学の知的財産を活用した新ビジネスチャンスの可能性を探った。 技術マッチングで製品開発や事業展開につなげようと、伊予銀行の「ものづくり支援チーム」が中心となり開催した。日産自動車、富士通、神戸製鋼所、愛媛大の各担当者が、自社や大学保有の開放特許約20件の活用方法を紹介。富士通の担当者は、音声のゆっくり再生技術や芳香発散技術などを説明し「新しいビジネスに生かしてほしい」と呼び掛けた。
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