俳句の投句などができる松山市公式スマートフォンアプリ「スマイル松山 ハイク&安心ナビ」の機能を体験する市主催のイベントが15日、市内中心部であった。愛媛大生と市職員の女性3人が正岡子規らの句碑を巡って投句し、現実世界と仮想空間の両方で「俳都」の魅力を楽しんだ。 市によると、アプリで投句すれば、松山城天守など現実では難しい場所にも仮想句碑を建てられる。市内にある種田山頭火らの句碑34基も掲載、著名な句と並んで鑑賞できる。3カ月ごとの選考会で「名句」に選ばれると、選者キム・チャンヒさんの選評付きで他の利用者に紹介される。 3人はガイドの案内で子規の句碑がある松山ロープウェー商店街や柳原極堂の句碑が立つ萬翠荘を巡り、俳句の魅力を教わった。
↧