幼稚園の庭に大きな紙を広げて今年の目標をつづる書き初め大会が16日、愛媛県松山市南吉田町の桃山幼稚園であり、園児358人が元気いっぱいの筆運びで「書道パフォーマンス」に挑んだ。 習字に親しみ、みんなで作品を仕上げる楽しさを味わおうと3年前から園が催している。年少から年長までの園児でつくる4グループが交代で臨んだ。 地面に敷いた縦約1.5メートル、横約5.4メートルの紙にはだしで上り、軽快な音楽が流れる中、黒や赤の絵の具で「ぴあのをがんばる」「なわとびをがんばりたい」などとしたためた。覚えたての漢字や絵で表現する子も。見守る園児から「上手」「頑張れ」と声援が飛ぶ中、手足を真っ黒にしながら没頭していた。
↧