高齢者の交通事故を高齢者の力で減らそうと警察庁が進める「シニア・リーダー育成モデル事業」の研修会が１４日、県警本部であり、愛媛県内のシニアリーダー１３人や警察官らが、これまでの活動を報告し課題を協議した。 「シニア―」は、研修を受けた６５歳以上の高齢者をシニアリーダーに認定し、地域の高齢者に歩行者用シミュレーターを使って交通安全教育を行う事業。２０１３年に愛媛など５都県がモデル地域に指定されていた。 研修会では、リーダーによるディスカッションを実施。シミュレーター体験者に体力や判断力の低下を実感してもらえた一方で、事故防止につなげるには講習回数とリーダーを増やす必要があるなどと課題も挙がった。
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