国と愛媛県、松山市が整備する地域高規格道路「松山外環状道路」のインター線(4.8キロ)工事が2016年度の全線開通に向け、着々と進んでいる。国道33号と56号をつなぐインター線の整備が先行し、井門インターチェンジ(IC)―古川ICは14年3月に供用開始予定だ。 国土交通省松山河川国道事務所によると、松山外環状道路はインター線と空港線(3.8キロ)で構成。松山環状線の外側に配置された自動車専用道路で、松山ICに隣接する井門ICから松山空港IC(仮称)を結ぶ。 松山ICから松山空港への移動が現在の30分から10分に短縮するほか、松山港には20分早い15分で到着。市中心部への車の流入量が減少し、松山環状線の渋滞緩和も見込める。 14年度中は市坪IC―国道56号(余戸地区)を供用開始。古川IC―市坪ICは16年度中の開通を目指す。
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