正月遊び、生き生き表現　松山で人形展

　昔の子どもたちの正月遊びをテーマにした創作人形展が、愛媛県松山市一番町３丁目の松山全日空ホテルロビーで開かれている。１月７日まで。　懐かしい正月遊びに思いをはせてもらおうと、人形作家で愛媛新聞カルチャースクール講師の森川真紀子さん（５７）＝同市来住町＝が１０体を制作。１０代前半の子どもたちがたこ揚げや羽根突き、こま回しなどを楽しむ様子をいきいきと表現し、人力車で初詣に向かう坊っちゃん、マドンナの姿もある。人形の着物は大正、昭和の鮮やかな古布を使って愛らしく仕立てた。　森川さんは「新たな一年の始まりは、真新しい気持ちになれる。見てくれた皆さんが、いい一年を迎えてもらえるよう思いを込めて作った」と話している。