正月にふさわしいえとや縁起物の作品を展示する「干支(えと)の作品展」が愛媛県西条市福武の市考古歴史館で開かれている。2014年1月30日まで。 趣味で芸術活動をする市内の60~90代の10人が手芸や紙粘土などの作品約200点を出展。竹で作った十二支や来年のえとにちなんだ馬の親子が寄り添う組み木の作品のほか、世界遺産に登録された富士山とヘビをモチーフにした作品などが並び、来場者は「こんな細かいことができるのか」などと驚きながら、じっくりと鑑賞していた。 竹細工の十二支を出展した同市飯岡、無職丹下隆さん(73)は「竹なので表情を作るのが難しいが、工夫してできた時はうれしい」と話していた。
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