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高齢者虐待155件に減 12年度・県まとめ

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 愛媛県内で家族など養護者が高齢者を虐待していた事例が2012年度は前年度より35件少ない155件だったことが20日、県のまとめで分かった。松山市であった県高齢者虐待防止連携会議で県が報告した。施設での高齢者虐待は3件(前年度比2件増)だった。 県長寿介護課によると、養護者による虐待の相談・通報は295件あり、ほぼ半分の155件を虐待と判断した。虐待と判断した割合が過去5年間で最低だった。同課は「虐待予防が進んだ」と分析している。 養護者による虐待を受けた高齢者は159人で、女性が約8割。要介護認定された105人の約9割が認知症だった。 虐待した側は6割以上が息子や娘で、同課は「未婚の割合が高い」と指摘。虐待種別(重複あり)は身体的が62.9%と最多で、心理的45.3%、経済的27.0%、介護などの放棄18.9%が続いた。

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