暖かい服装で冬の職場を過ごすウォームビズが2日、愛媛県内の官公庁や企業などで本格的に始まった。来年3月末まで20度を目安に暖房温度を設定し、節電と地球温暖化防止に寄与する。 県の呼び掛けで本年度は286企業・団体(昨年度比9増)が参加。今冬も四国電力伊方原発が全基停止しているが、四電は数値目標を掲げた節電要請を見送っている。 県庁では2日、ブルゾンの下にセーターを着込んだ職員がパソコンに向かい仕事に打ち込んでいた。県環境政策課の職員は「暖房が午後5時すぎで切れたら、膝掛けや湯たんぽで工夫して過ごしています」と話していた。
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