県暴力追放推進センター(森田浩治理事長、松山市)は3日、愛媛県宇和島市弁天町1丁目の道の駅「きさいや広場」で、暴力団員による不当要求の対処法をアドバイスする出張特別暴力相談を実施した。 弁護士や警察官を交えた特別相談は1992年の設立時から松山市若草町のセンターで毎月第2木曜に開催。遠方の相談者の利便性を考慮し、東南予でも随時実施している。 3日は愛媛弁護士会の弁護士と宇和島署員、センター相談員が対応し、駐車場の賃料不払いに関する1件の相談があった。南予20事業所の不当要求対策責任者への講習会も行われた。 2012年度の相談件数は689件(前年度比328件増)で過去最多。一方的に送られてくる機関誌購読やみかじめ料要求の断り方に関するものが多いという。
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