東日本大震災から千日目の節目となった4日、被災地から避難して四国で暮らす人の支援に役立ててもらおうと西四国マツダ(愛媛県松山市)は、愛媛で避難生活を送る被災者らでつくるNPO法人「えひめ311」(渡部寛志代表理事)に軽ワゴン車1台を贈った。 同法人は来月から、四国で暮らす避難者に米やミカンなどを届け、悩みを聞く「おせったい訪問」を実施予定で、軽ワゴン車は訪問事業に活用する。渡部代表理事(34)が中古車を購入しようと同社森松店を訪れた際に語った事業の構想に同社が共感し、10月ごろに寄贈が決まった。 同店での贈呈式で住田樹保営業本部長(63)が「四国を巡回し、有効に使ってください」と車検証と鍵を渡部代表理事に手渡し、愛媛、高知両県の同社店舗から集めたスタッフ用ダウンジャケット約20着も贈った。
↧