愛媛県産裸麦の２０１３年産収穫量は４６１０トン（前年比８％増）で、２７年連続日本一だったことが５日までに、農林水産省のまとめで分かった。１等麦の割合は８３．４％（１０月末現在）で１２年産より４．１ポイント上昇した。 収穫量の全国シェアは３２％。作付面積は前年と同じ１６１０ヘクタール、１０アール当たり収量は２８６キロ（８％増）だった。全国の作付面積は５０１０ヘクタール（１％増）、収穫量は１万４６００トン（２０％増）。 中国四国農政局によると、５月後半の収穫期に天候に恵まれるなど生育環境が良く、全国的に収穫量が増加。ただ、県内は１１月下旬～１２月の種まき時期の多雨が発芽や初期生育に悪影響し、増加率が全国平均を下回った。
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