新居浜・西条圏域災害医療対策会議(会長・新山徹二県西条保健所長)の本年度第2回会合が29日、愛媛県新居浜市本郷3丁目の県立新居浜病院救命救急センターであり、災害時の避難所での対応などについて意見を交わした。 県や新居浜、西条両市の関係者や行政担当者ら24人が出席。保健師の災害時保健衛生活動を事務局が報告した。 11月下旬に保健師の研修会で実施した、避難所で避難者をどう配置するかをカードを使い考える「避難所運営ゲーム」を振り返り、「即時判断が必要だったが、迷うことが多かった。知識があっても行動できるとは限らず、日ごろの訓練が必要と感じた」と総括した。 同病院が災害派遣医療チーム(DMAT)指定病院に認定されていることから、救命活動で使う資器材の紹介もあった。
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