紅葉の名所として知られる愛媛県西条市丹原町古田の西山興隆寺で、数百本のカエデやイチョウなどが赤や黄に色づき、県内外から訪れた人の目を楽しませている。12月10日ごろまでが見頃となりそう。 寺によると、興隆寺は642年に空鉢仙人が開山し、現在の本堂(国指定重要文化財)は1375年に再建。紅葉の見頃は例年11月中~下旬だが、今年は色づきがやや遅く、荒井浩忍住職(62)は「今週の土日が一番だろう」と話す。 29日は大勢の参拝客や写真愛好家らが参道を覆うように伸びた枝の下を歩きながら、色とりどりの紅葉を観賞。
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