愛媛県外から訪れた人々に伊予市の特産品を知ってもらおうと、同市などは松山空港出発ロビー内の日本航空のプレミアムラウンジで市特産のクリやビワの葉を用いた飲料を提供している。利用者からは「いい香りでほっとできる」などと好評だ。 特産品で地域活性化を図る「伊予国『あじの郷(くに)』づくり」事業の一環で19日から実施。ラウンジ利用者は「唐川びわ葉茶」を無料で飲めるほか、茶のティーバッグや、「中山栗」の鬼皮と渋皮を混ぜたコーヒー「坊ちゃん珈琲中山栗フレーバー」を持ち帰れる。担当者によると、かんきつ以外の特産品に驚く利用者もいる。 28日も午前10時半には人気商品がなくなって補充するほどの人気ぶり。出張で週に1、2回利用するという松山市の団体役員河原成紀さん(42)は「ビワの葉のお茶は香ばしくておいしい。県外の友人に知らせたい」と笑顔を見せた。
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