愛媛県産木材の輸出拡大につなげようと、韓国の木材バイヤーを招いての輸出商談会が20日、松山市大可賀2丁目のアイテムえひめであった。県内の4企業・団体が愛媛ブランド材の「媛すぎ・媛ひのき」を韓国8社のバイヤーに売り込んだ。 主催の日本貿易振興機構(ジェトロ)愛媛貿易情報センターによると、韓国は木材自給率が20%程度で輸入に依存。近年、健康志向の高まりや郊外の住宅建築ブームなどで木材利用が増えているという。 バイヤーは参加企業・団体のブースで品質や価格などを確認。ユリム木材のバイヤー金永出さん(60)は「日本のヒノキや杉は高品質で韓国でも人気。取引につながるよう情報を収集したい」と積極的に商談していた。
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