県傷痍(しょうい)軍人会連合会(59人)と県傷痍軍人妻の会(170人)の合同大会・解散式が6日、愛媛県松山市道後町2丁目のひめぎんホールであった。 10月に日本傷痍軍人会が解散したのを受け、県の両会も12月27日に正式解散する。戦傷病者らの福祉向上と平和への活動を続けてきた県内10の傷痍軍人会も解散するという。 大会には会員ら約60人が出席。県連合会の村上一夫会長(93)が「新たな会員を得ることなく、解散に至るのは長年の活動の成果だといえる。戦傷病者の体験と記憶を後世に伝え、世界平和を希求する」と宣言し、解散が平和の証しとなることを願った。
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