愛媛県の重信川、石手川の不法投棄の実態をまとめた「ゴミマップ」を、国土交通省松山河川国道事務所が3年ぶりに刷新した。同事務所は「河川の維持管理予算が年々減り、不法投棄自体を撲滅する対応が一層求められている」と強い姿勢だ。 対象区域は重信川17.2キロ、石手川3.3キロ。テレビや自動車などの投棄場所を地図上で一目で分かるようにし、発見時の写真も貼付した。「不法投棄は5年以下の懲役、もしくは1000万円以下の罰金」との警告も入れた。 事務所は巡視や通報で、2012年度はテレビ10台、自動車3台、自転車18台の不法投棄を把握。市民による年2回の「重信川クリーン大作戦」で、45リットルビニール袋計930個のごみを集めた。
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