災害対策意識を高めようと、愛媛県松山市南消防署は秋季全国火災予防運動初日の9日、松山市東方町の介護老人保健施設あいじゅで防災訓練を行い、施設や消防関係者約60人が初動や連携を確認した。 訓練は南海トラフを震源とするマグニチュード9.0、震度6強の地震が発生し、火災で逃げ遅れた利用者が負傷したという想定で実施。 自主防災組織の住民や施設職員らが素早い動きで負傷者を救出搬送し、応急処置したほか、消防署員がはしご車で3階に取り残された人の救助や放水などに取り組んだ。
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