第8回全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」の愛媛大会(伊予銀行主催)が9日、愛媛県松前町筒井のエミフルMASAKIであった。県内7校から19チーム36人が出場し、金融や経済の知識を競った。 エコノミクス甲子園は、金融を楽しく学んでもらおうと金融知力普及協会(東京)が地方金融機関と共同で開催。愛媛を皮切りに全国40カ所で地方大会が実施される。 愛媛大会では参加者が筆記や早押しのクイズに挑戦。「通貨の単位を切り上げたり、切り下げたりする政策を何と言うか」(正解・デノミネーション)などの難問にも出題途中で回答し、会場から拍手が送られていた。 上位6チームが計10問のクイズで争った決勝は、順位が目まぐるしく入れ替わる白熱した展開。松山西中等教育学校5年の宮岡大(ひろし)君(17)と滝沢唯萌(ゆめ)さん(17)のチームが優勝し、来年2月2日に東京で開かれる全国大会の出場を決めた。
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