愛媛県松山市は14日、市内の主要観光地を、オリジナル制作した短編アニメーションと連動させて巡ることができるスマートフォン(多機能携帯電話)用アプリの無料配信を始めた。 衛星利用測位システム(GPS)を使い、利用者が松山城など登録された13地点でスマートフォンをかざすと、アニメのワンシーンが実際の風景と重なって再現される。記念撮影モードでは、アニメの登場人物と記念撮影できる。ほかに道後温泉や三津の渡しなどがあり、場所によってアニメやフレームが異なる。 アニメは10月から動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開しており、2人の少年が松山を巡る冒険活劇。アプリは市内のシステム開発会社が開発し、事業費は約200万円。iPhone(アイフォーン)や米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」などが対応。アプリ配信サイトから「松山カメラ」で検索するとダウンロードできる。
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