第50回愛媛・父母と教職員の教育研究会が16日、愛媛県松山市道後姫塚のにぎたつ会館であり、県内の教員やOB3人が特別支援学級での教育実践や平和学習について発表した。 愛媛教職員組合などでつくる「愛媛に民主教育をすすめる会」が毎年開催。小中学校の教員や保護者ら約50人が出席した。 中学校の特別支援学級を担当する男性教諭(49)は、自閉症の生徒が落ち着いて式典や集会に参加できるよう、式の流れや会場図をまとめた紙をラミネート加工して生徒に渡した事例を紹介。「思ったことをすぐ声に出してしまう生徒も、手元のカードで式の流れを理解し、静かに参加できた」と報告した。
↧