高知県宿毛市から愛媛県愛南町を経て宇和島市津島町を結ぶ遍路道を歩くイベント「トレッキング・ザ・空海あいなん」が16日始まり、初日は町内外の約420人が県境の松尾峠を越える10キロコースなど宿毛市と愛南町の3コースに挑んだ。 遍路道を活用して家族、仲間、地域ぐるみでふれあいを深め、接待の心を育んでもらおうと、町や実行委員会が毎年2日間にわたって実施している。 小春日和となった16日、参加者は午前9時半に宿毛市野球場を出発し、1~2時間かけて標高300メートルの松尾峠に順次到着。急な上り坂が続く峠手前では、休憩を挟みながらつえを頼りに一歩一歩足を進めていた。
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