県自然保護協会(森田昌敏会長)の総会が13日、愛媛県松山市山越町の県男女共同参画センターであり、本年度の事業計画などを決めた。 会員ら約30人が出席。事業計画にはエコツーリズムの情報発信強化のほか、県がつくる「生物多様性ネイチャーマップ」への協力、自然観察指導員講習会の実施支援などが盛り込まれた。 自然保護活動の功績をたたえ、山本啓二さん(72)=新居浜市=と、今治地方観光協会(森恒雄会長)に会長表彰を贈呈した。山本さんは赤石山系銅山峰周辺の登山道清掃や県指定天然記念物の「ツガザクラ」の保護活動に長年従事。同観光協会は、瀬戸内海国立公園や奥道後玉川県立自然公園などの保全や清掃活動に取り組んだ。また、10年以上務めた自然保護指導員に知事感謝状が贈られた。
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