愛媛県松山市窪野町の山あいで、住民が手入れをしてきたヒガンバナが見頃を迎えている。朱色のじゅうたんを敷き詰めたような美しい里山の風景を一目見ようと、県内外から多くの人が訪れている。見頃は24日ごろまで。 地元住民が十数年前、約25アールの斜面に球根を植えた。以来、住民有志が開花前の毎年9月初旬に草を刈るなど世話を続けてきた。住民の一人は「ヒガンバナのおかげで不法投棄がなくなった。いつも花見を楽しんでいる」と目を細める。 19日もアマチュアカメラマンや花を眺めながら弁当を食べるグループらでにぎわった。
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