愛媛県大洲市の主婦グループ「大洲旬を愛する会」(白石成子代表、5人)は17日、いもたきの具材セットの全国発送を始めた。いもたきの県内発祥の地とされる大洲の食文化を発信するこの取り組みは25年目を迎えた。 具材は全て市内産。蔵川、菅田両地区で取れたサトイモ600グラムをはじめ、会員手作りの白玉団子と鶏がらスープに鶏肉、こんにゃく、油揚げ、干しシイタケを加えた5人前で送料込み3650円。17日は同市徳森の宅配便事務所で初荷の出発式をし、主に関東と関西に向けて約100ケースを送り出した。 会は1983年に結成し母の味、古里の味、旬の味をテーマに活動。年間約2500ケースのいもたきセットや、まめいり菓子を全国発送し、養蚕で豊富だったクワの葉のうどんも売り出している。
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