愛媛県新居浜市のコンサルティング会社「ゼロコレクティブ」（白川誉社長）はこのほど、四国内で電動スクーターの販売を始めた。収益の一部を上島町のＮＰＯ法人の基金に寄付し離島振興に貢献する考えだ。 販売しているのは、電動スクーターメーカー「ベイズ」（横浜市）が開発した「キャピー」。家庭用電源で充電でき、フル充電で約４０キロ走行できる。重さは約５０キロで高齢者でも扱いやすいという。ゼロ―社はこのほど、ベイズと四国地区の販売代理店契約を結んだ。 白川社長（３８）は、離島地域の課題解決に取り組んでいる同町のＮＰＯ法人「しまの大学」（村上律子代表理事）の理事。しまの大学は、スクーターの販売開始に合わせて島内外から寄付を募り、離島振興活動などに充てる「しま基金」を設置している。
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