愛媛県は12日、中国東方航空(上海市)が運航する松山―上海線が10月27日からの冬季ダイヤで、現在の週4便から週2便へ減便になると発表した。減便は2004年7月の就航以来初めて。 現在の松山発のうち水、土曜の便をなくし、月、金曜の週2便にする。松山着は火、金曜の便をなくして木、日曜に運航。現地での滞在時間を確保するために、夜間駐機は継続実施する。使用機材は155人乗りから119人乗りに小型化する。 同社松山支店は12日夕、減便と機材変更を国土交通省に申請したことを県に報告した。 同路線は昨年9月の沖縄県・尖閣諸島の国有化以降、搭乗率が低迷し、同11月は単月で過去2番目に低い26.0%に落ち込んだ。
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