7日は、二十四節気で大気が冷え草花に白い露が宿るころとされる「白露」。松山地方気象台によると、6日の県内の最低気温は15.1~22.2度と15観測地点中14地点で平年を下回り、各地で本格的な秋の気配を感じさせる朝となった。 クリの収穫が始まった伊予市中山町出渕、農業松原増光さん(77)慶子さん(73)夫婦の畑では、ゴム手袋をはめた手で早生(わせ)品種「日向(ひむか)」のいがを開き、中に詰まったつやのある実を収穫していた。今年は夏に雨が少なかったため小粒だが、甘みが強く味は良いという。収穫は10月中旬まで続く。 気象台によると、7日の県内は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、気温は平年を下回る見込み。
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