記録的大雨から一夜明けた愛媛県内は5日、河川から海に流出したごみの撤去や、浸水被害に遭った住宅・店舗の後片付けに追われた。 過去最大の1時間雨量57.5ミリを記録した八幡浜市の鯛引漁港(栗野浦)には近くの河川から大量のアシなどが流れ着いた。5日は市の委託を受けた建設会社の社員らが小型船からたも網を使って引き上げ、市の焼却施設へ運んだ。市水産港湾課によると、回収作業は6日まで続く。 近くの漁業込山静雄さん(76)は「エンジンが傷つくので船も動かせない」と困り果てた様子。無職の女性(66)は「自然のことなのでどうしようもない」と話していた。
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