愛媛県生活習慣病予防協議会(会長・大野尚文県医師会常任理事、33人)が3日、松山市三番町4丁目の県医師会館であり、2012年度に県内市町で行ったがん検診の受診状況を報告した。各がん検診の受診率は、肺がん(CT)を除き前年度から上昇したが、県が目指す50%には届かなかった。 各受診率は、胃がん10.0%(0.3ポイント増)、大腸がん16.2%(1.1ポイント増)、子宮頸(けい)がん19.9%(0.1ポイント増)、肺がん(エックス線)13.2%(0・5ポイント増)、乳がん24・6%(0.6ポイント増)など。 事務局の県は、08年度との比較では12年度は低い数値だったが、09年度の子宮頸がんと乳がん、11年度の大腸がん検診の無料クーポン券配布などを背景に少しずつ上昇していると説明。
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