四国４県議会正副議長会議が２日、愛媛県松山市内であり、四国電力伊方原発の安全対策強化や電気料金値上げの影響緩和、南海トラフ巨大地震への備えなど国への要望を決めた。 座長を務めた愛媛の竹田祥一議長は「住んでよかったと思える四国づくりへ知恵を絞りたい」とあいさつ。開催県の中村時広知事は原発の安全対策について国の要求を上回る対策を四電に突き付けてきたと述べた。 原発に関し、愛媛の河野忠康副議長が議案を説明。新規制基準に基づく国の的確な安全審査や、再稼働を判断する政府による丁寧な説明に加え、原発周辺上空の飛行禁止の法制化を盛り込んだ。
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